TONE 河内長野工場 訪問
公開日:2017年6月8日
トルクレンチなど作業工具の総合メーカーTONE株式会社さんの河内長野工場を訪問しました。 TONEさんは2013年に社名を前田金属工業から、それまでブランド名として世界的に有名だった「TONE」に変更されました。 展示場が併設された河内長野工場は富田林工場での加工後の組立、検査、出荷を行っています。 8000ロケーションを擁した大きな自動倉庫もあり、夜の間に自動ピッキングが行われ効率化されていました。 現在、TONEブランドをさらに定着させるため、デザインを重視し、ジェットスキー、2輪、4輪のレースのスポンサーとして活動もされています。 〜 TONEブランドの由来 〜 創業者の前田軍治氏が、既存工具ブランドが「Nile」だったこともあり、日本を代表する河川である「利根川」をベースに「TONE」を自社製品の商標としました。ちゃんと、TONEさんのHPにも掲載されています。 もう一つTONEさんの逸話として、花登筺の小説『どてらい男』のモデルとなった、山善株式会社創業者の山本猛夫氏が丁稚奉公としていた店として有名です。(作中では「前戸文治商店」) ちなみに『どてらい男』は、1970年代に西郷輝彦主演のテレビドラマとして大ヒットし、3年にわたって放送されていたそうで、最高視聴率は35.2%!懐かしい方も多いはず。 残念ながら全181回放送のうち現在1/3が失われており、関西テレビさんが「どてらい男捜索プロジェクト」を立ち上げ、テープを探しているようです。
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